全長なんと70km!?「トレイルカッター」はマウンテンバイカーの楽園だった

2018.08.24

あさひ社内のマウンテンバイクサークルでトレイルツアーに参加!

あさひでは、前回社内の最速店長選手権の模様でお知らせしたように、ガチでロードに乗る人も多い中、マウンテンバイク好きもたくさん在籍しております。

つい先日、お休みを利用して長野県の伊那にあるツアーイベントに私たちECスタッフの石飛、清水と全国のあさひスタッフ10名が集まり一日トレイルを楽しみました。

あさひ最速店長選手権を間近で見てから、「自分も自転車に乗りたいぞ!うぉおおお!」という謎のアドレナリンが分泌されていたところにジャストタイミングのイベントでした!

Trail Cutter(トレイルカッター)ってなに?

あさひでは今後MTB、ロード、その他乗り方含めて積極的にツアーガイドも行っていく予定のため、どういう伝え方がいいのか、どう進行して行ったらわかりやすいのかなどを学ぶことも目的としていきました。

そうは言っても、やはりガイド含めてトレイルを楽しむのが大前提ですね。
いくらスタッフが楽しさを伝えても、本人が楽しんでなければ説得力がありません!今回担当いただいたスタッフの方も本当にマウンテンバイクが好きなんだな!という感じの説明しながらわくわくしている様子が印象的でした。

目的地となる「Trail Cutter(トレイルカッター)」は、長野にあるツアー限定のトレイルで、地域の方々の了解を得て古道や山道を地道に整備し、行政の了解を得て管理、運営をしている場所です。
ツアー限定のトレイルなので、ガイドなしでの立ち入りやスピードを求めて走ることはできません。

日本においてマウンテンバイクがなかなか主流にならない理由の一つが「乗れる場所が少ない。」というところです。
舗装路を走るロードバイクに比べ、地域の方や行政の理解を得て山道を整備することは並大抵の努力ではできません。
富士見パノラマなどのガチのダウンヒルゲレンデと比べてここまでメローで広大な自然のトレイルは全国的にもかなり珍しい場所です。

トレイルカッターホームページ

トレイルではスピードを控えめにして、タイヤロックや痕を付けることも極力控えるようにライドしないといけません。
また、イノシシ、クマが出る場合もあるので、クマ除けのベルがない人はなるべくわいわいと走ります!

この辺りは、前回ご紹介した「MTBのルール」に基本従ってのライドが必要です。

巨大キャリアに自転車を積んで山に出発!

当日の朝、ベースに集合。そこからは、マイクロバスにMTBを積み込んで 出発します。

バスの後部には約6台の自転車をびっしり収納し、そのまた後ろに本場ノースショアでも使われている特大のキャリアで残りの5台を積みます。


こんな事が本場カナダではなく、日本でできるなんて!
山道を上がるにつれ、空気がどんどん冷たくなってきているのがわかります。

しばらく山を上ったところでバスが停車しました。いよいよスタッフの方に続きトレイルの中に入っていきます。

午前中はウォーミングアップも含めて、徐々に慣らしていきます。

トレイルの中はまるで北欧の森に迷い込んだような幻想的な木漏れ日が続きます。
当日はうだるような暑さでしたが、トレイルの中は体感温度的には23度くらい。

ここ数日ずっと雨が降らなかったらしく、路面は比較的ドライでした。
ついこの前台風が来たばっかりだったので、トレイルがあれているかな、、、と心配もしてましたが、落ち葉や枝がきれいに整備されていてびっくり。

これってホントにすごいことで、トレイルを自然のまま放っておくと、イノシシが穴を掘ったり、雷で木が倒れたり、落ち葉や枝がたまったりとたった1週間でもかなり変化があるのです。

台風が来た日には、山道を進めるようにするだけでも一苦労。

スタッフのみなさんが本当に丁寧にトレイルを手入れしていることがわかります。

出典:TRAIL CUTTER HP

一本の丸太の上をバランスを取って進んだり、多少テクニカルなセクションもあります。

ツアー名物!お昼ご飯は古民家でビュッフェ

午前2本を走り終えたら、お昼は民家「未来塾」でごはん。

ここ、「未来塾」は明治時代に建てられた蔵を改築してできた施設。なんと民宿もやっていて、世界各国からお客さんがいらしている人気のスポットです。

ビュッフェ形式でおいしいお野菜とカレーを用意いただき、程よく疲れた体に新鮮な野菜やカレーが滲みこむようでした。今回のツアーはお昼も込みのツアーでした。昔ながらのいろりを囲み、吹き抜けの古民家で食べるご飯は格別です!このお昼ごはんだけでも来る価値ありですね。

午後からはまたトレイルを変えてひたすら思い思いに下る下る!

U字のバンクを使ってライディングなど、様々なコースを楽しむことができました。

日本版「ノースショア」はまだまだ奥が深い!

朝9時からスタートし、夕方5時まで4本のトレイルを体験し、大変充実した1日を満喫できました。
ですが、今回走ったコース以外にも実はまだ3日分もコースがあることを後で知りました・・・
正に世界中にその名が知れ渡るマウンテンバイクの聖地「ノースショア」の日本版と言っても過言ではないのでしょうか。

ぜひ、トレイルに興味がある方は1度訪れてみることをお勧めします!

本当に楽しかった!あと何回か参加したい!(心の声)

TEXT: toby & harry