CYCLE MODE RIDE OSAKA 2021レポート

2021.08.04

CYCLE MODE(サイクルモード)とは?

本来は3月に開催予定でしたが、新型コロナ感染症の影響で7月に延期されることになった関西最大級の自転車イベント【CYCLE MODE RDIE OSAKA 2021】にいってきました。

天気予報では、当日の最高気温は35℃・・・ご来場された自転車ファンの情熱とあいまり、会場内はとにかく暑い!!

来場された方々の手には、飲み物やうちわなど涼をとる準備をして、各ブースを楽しんでいらっしゃいました。

ここで、サイクルモードをご存じない方へ、簡単にイベントのご説明。

今回、大阪で開催された【CYCLE MODE RIDE OSAKA 2021】は、今年で6年目を迎える西日本最大級のスポーツサイクルフェスティバルで、世界中から有名ブランドの最新モデルの⾃転⾞が集結し、全⻑約2キロのロング試乗コースでロードバイクやスポーツE-BIKEに乗り放題!さらには機能性の⾼いウェアやヘルメットなど、⾃転⾞関連グッズが⼀同に介します。各出展ブースでは目玉商品の特売などもあり、これをお目当てにする自転車ファンも沢山いらっしゃいます。(私もその内の1人です😊)

さらに今年は未舗装路をイメージした、専⽤のオフロードコースを新設。

マウンテンバイクや電動アシストユニット搭載のE-MTB、そしていま話題のジャンル・グラベルロードなど、野⼭を駆け回る性能を備えたスポーツ⾃転⾞の楽しさをたっぷりと味わえます。

 

その他にも親子で自転車を楽しむ『おやこバイシクルエリア』や初めてロードバイクに方に向けた『試乗前レッスンコーナー』も大人気です♪

 

これまでだと広大な試乗コースでよく目にしたのは、手が届きにくい価格の上位モデルのロードバイクが人気でしたが、今年は少し様変わり・・・?

それはE-BIKEとグラベルバイクです。

ご存じの方も多いかもしれませんが、E-BIKEとは電動アシスト機能を搭載した本格スポーツバイクカテゴリーで、形状はロードバイクやクロスバイク、MTBなど近年様々なモデルが各メーカーから発表される、人気急上昇のカテゴリーです。

グラベルバイクをラインナップするメーカーやブランドも増えたこともあり、グラベルバイクを試乗されている方も多かったですね。バイクパッキング用のバッグ類や専用のアクセサリーなども発売され、こちらも人気上昇中カテゴリーです。

ヤマハ発動機

電動アシスト自転車の創世記から、このカテゴリーを支えるメーカーです。

今回のサイクルモードでは、昨年発表された『YPJ-MT PRO』を、たくさん試乗車として用意されていました。

このモデルは、MTBのトレイルライドを余すことなく楽しめるように設計された車体で、下りの楽しさだけでなく、上り坂でもしっかりと後輪のトラクションが掛かるように、あえてリア~センターを長めに設計し、ホイールスピンを起こしにくいようにしています。ヤマハの開発陣には、モータースポーツで世界と戦うスタッフもいれば、MTBをこよなく愛するスタッフもおられるので、その影響が色濃く表れています。

細かいフレーム設計も秀逸で、一見外から見るとストレートのフレームですが、内側のリアユニットの動きを計算し、フレームに「逃がし」が付いています。これは極限までフレームを絞り込んだメーカーのこだわりですね。

 

乗り味などは、過去にぶろぐ・で・あさひにて谷口店長がご紹介しているので、こちらを参照ください。

洛西口店イベントに、話題のヤマハE-MTB『YPJ-MT Pro』登場!!

洛西口店イベントに、話題の『YPJ-MT Pro』登場!! Part2

YPJ-MT PRO以外にも、E-BIKEを沢山ラインナップしているヤマハさんの詳細はこちら

BESV(ベスビー)

スタイリッシュなE-BIKEを世間に送り続けるブランドBESV(ベスビー)さん当日も、様々なオシャレE-BIKEをたくさん展示していました。

フレームからライトまでの造りが特徴的なヨーロピアンスタイルの『CF1 LENA

24インチのタイヤを採用しており、小柄な方でも乗り降りしやすいモデルですね。

フレームの中心部にはバッテリーが綺麗に格納されています。

こんなE-BIKEが街中にあふれると、楽しそうですね♪

 

そして待望のグラベルモデル新商品『JG1』が登場。

フレームにバッテリーを内蔵した美しいフォルムは、電動アシスト自転車の重々しさはなく、車体重量も15.9Kg(Mサイズ)と軽量に。

電動モーターユニットに注目しがちですが、カーボンフロントフォークを採用し荒れた路面でも衝撃吸収性を高めています。

コンポーネントは、シマノ製グラベルコンポーネントGRXに前後油圧ブレーキをインストールし、700×38CのMAXXISタイヤで、本格的なグラベルコースに対応できます。

どこでも走れちゃうグラベルバイクに、電動アシストユニットが付けば、鬼に金棒?

BESVさんの、その他のおしゃれなE-BIKEはこちら

ミヤタサイクル

グラベルE-BIKEといえば、忘れてはならないこのメーカー。国内メーカー初となる、グラベルE-BIKEの『ROADREX6180』を発売し話題になりましたが、今年は9月発売予定のNEWモデル『ROADREX i 6180』が登場!

フレーム内蔵式のバッテリーを採用し、よりスタイリッシュに進化。

見た目だけではなく、重たいバッテリーをより低い位置に持ってくることで、低重心となり安定した走行に一役買います。

電動ユニットは安定したアシストに定評のある、シマノSTEPS[E6180]を継続採用。

航続距離は最大で105㎞と長距離走行も可能です。

ROADREX6180の乗り心地などは、過去にぶろぐ・で・あさひにて山川店長がご紹介しているので、こちらを参照ください。

寝屋川店 山川店長がご紹介。超万能☆ONもOFFもこなす MIYATA【ROADREX6180】を乗ってみた!

グラベルバイクだけでなく、MTBのE-BIKEにも力を入れているミヤタサイクルさん。商品ラインナップはこちらから!

 

ミヤタ、BESV意外にもE-BIKEのグラベルシリーズがどんどんリリースされています。今後も要注目のカテゴリーですね♪

3T

早くからグラベルバイクをリリースしているイタリアンブランドの3T

この日も試乗車としてエアロカーボンフレームを採用したグラベルバイクのEXPLOROが登場。

グラベルバイク=まったり自転車に乗る そんな印象が強いですが、こちらのブランドは海外で人気の高まりをみせるグラベルレースに対応すべく、空気抵抗を抑えるエアロ形状のフレームが多数展開されています。

グラベルでも速く走りたい!!そんなストイックなライダーには、打ってつけのフレームかもしれませんね。

3Tの詳細はこちら

パナレーサー

グラベルバイクにベストマッチなタイヤと言えば「グラベルキング」。

ブースでグラベルキングSKのカラーバージョンを発見!

黒トレッドに茶色サイドの鉄板カラーもカッコイイですが、カラーが増えるとマシンの印象がガラッと変わるので楽しみですね♪

パナレーサー[PANARACER]
GRAVEL KING(グラベルキング)
詳細はこちら

そんな中、気になるパーツがこちら!

グラベルキングのエラータイヤを使用したハンドルバッグ!

パナレーサーさんは高い品質を確保するため、一見して見落としそうな傷でも出荷をしないなど、商品出荷基準も厳格です。

そういった規格外品を廃棄処理せずに、ハンドルバッグとしてリメイクされたエコな商材です。

規格外の製品をただバッグにしたわけではございません。

スペインのサイクルアクセサリーブランドであるBUCKIT(ブキット)とのコラボで、開口部は防水性の高いファスナーを使用し、バッグ内側にはしっかりと縫製された裏地が施されており、長くお使いいただける商品となっています。

残念ながらカラーのバッグは参考出品で、販売予定は黒色のみだそうです。

皆様からのご要望が多ければ、商品化されるかも?(笑)

パナレーサーの詳細はこちら

ダイアテックプロダクツ

感度の高いパーツを取り扱う【ダイアテックプロダクツ】さんのブースでは、タイヤの小さな小径車自転車、いわゆる「ミニベロ」で有名な【BRUNO(ブルーノ)】を発見。

よくよく見ると、ただおしゃれなミニベロではなさそうです・・・

前輪の上に七輪が付いてる!!

ではなく注目するところは、車体の中心付近をよく見るとバッテリーが搭載されているではありませんか!

この日、初お披露目の新型E-BIKEのようです。

角パイプで構成されたフレームと一体型リアキャアは、無骨で力強い印象ですがBRUNOらしくオシャレな印象でとてもカッコいいですね。詳細や発売日などは未定ですが、気になる方はBRUNOのサイトをチェックしてみてはいかがでしょう?

BURUNOの詳細はこちら

続いては、おしゃれで独創的かつ、機能性も優れたパーツを多く輩出するイギリスのパーツメーカー【Knog(ノグ)】

今回はライト類を中心にブースを出展されていました。

見た目の形状でけでなく、光り方もとってもおしゃれ・・・♪

ただのおしゃれライトと侮るなかれ、安全性にもしっかりと配慮されているKnog

こちらの『COBBER』シリーズは、視認性の角度がなんと330°!!

サドルのシートピラーに取り付ければ、車体の後方だけでなく左右からもバッチリ確認できます。

その他のKnog製品はこちら

ミズタニ自転車

BROMPTONやRIDLEY、FEEDBACKやSMPなどなど、マニアにはヨダレもののブランドをたくさん取り扱われているミズタニ自転車さんのブースで、これまたマニアにはたまらないアイテムを発見しました。

その名も「AEROE(読み方はエロエと読みます)」。

ニュージーランド発の自転車用バックや取り付けのためのマウントを中心に展開しているブランドです。

現在、日本ではグラベルバイクにバックをベルクロなどで固定してショートトリップを楽しむバイクパッキングが流行っていますが、AEROEが生まれたニュージーランドは国土の約50%が険しい山岳地帯、約20%が穏やかな山岳地帯とグラベルバイクよりかはマウンテンバイク(MTB)を楽しむライダーが多い国。なので、AEROEのバックは様々なフレーム形状を持つMTBにも適した固定方法が採用されています。

バックを固定するマウントはハンドル、フロントフォーク、リアフレーム、シートポスト用の4種類。 フロントフォーク用はサスペンションフォークにも対応し、リアフレーム用は左右のシートステイに固定するのでリアサスペンションが付いたフレームでも取り付けができます。シートポスト用はドロッパーシートポストにも取り付けができるようになっています。

特許取得済みのUNI-MOUNTに対応したBIKE PACKは9/11/14リットルと3種類の容量が準備され高密度の止水ファスナーで大切な荷物を守ってくれます。

各マウントへのバックの固定は「付けて回す」だけの2アクションのみ。バックの角度も任意の位置で固定ができるのでライダーの体格によっては、ペダリング時にバックと足が干渉してしまうような問題も解消できます。

●BIKE-PACK
容量:9L、11L、14L
商品詳細はこちら

●FORK MOUNT
装着可能パイプ周長:160mmまで
最大積載重量:5kg(片側)
商品詳細はこちら

●HANDLEBAR MOUNT
最大積載重量:5kg
商品詳細はこちら

●SEATPOST MOUNT
最大積載重量:4kg
商品詳細はこちら

●SPIDER REAR MOUNT
最大積載重量:4kg
商品詳細はこちら
※スパイダーBクレイドルを追加することで最大3つまで配置でき、HEAVY DUTY DRY BAG 12Lやテントや寝袋なども固定が可能です。

ミズタニ自転車さんの詳細はこちら

Wahoo(ワフー)

インターテックさんのブースでは海外プロチームや選手たちも多く使用しているwahoo(ワフー)のスマートトレーナーやサイクルコンピューターが展示され、実際に手に取って触ることや、スマートトレーナーはZwiftに接続された状態で体験することができるようになっていました。

中でも注目なのが前作よりパワーアップしたELEMENT VOLTではないでしょうか?

これまでwahooのサイクルコンピューターの画面表示はモノクロでしたが、今回の新型から64色のカラーディスプレイになりました。

カラー表示になる事でよりコントラストがはっきりとして見やすかったです♪

画面内には任意で設定できる距離や時間、走行距離などの沢山の情報が表示されていますが、特にライド中に注視したい情報の部分に色を付けて強調することができるので、情報量が多くても見たい数字が一目で分かるので便利ですね。


マップ機能の面でも、目的地の再設定や元々のルートから外れてしまった場合のリルート、スタートした場所へ戻るなどの設定が、これまではペアリングしたスマホ内で行っていましたが、サイクルコンピューター内でダイレクトに行えるようになりました。

もちろん、ディスプレイのカラー化で地図も見やすくなりました。

付属する専用のマウントはボディー装着時に一体化するエアロ効果を意識したデザインになっていて、約1.5W分(メーカー公表数値)の空気抵抗が削減できるそうです。

ちなみに、この専用マウントとボディーは裏側からボルトで固定できるようになっています。これはボディー脱落防止の役目もありますが、実はUCIルールのロードの車体重量が6.8kgを切ってはいけないルール対策でもあることをご存知でしたか?

ボルトで固定されたサイクルコンピューターは車体の一部とみなされるそうです。こう言った意見はプロの選手からのフィードバックからきた知恵なんでしょうね。

コンパクトなボディーなのに最大稼働時間は15時間とブルベでも十分に使え、直感的な操作性でライダーをサポートするELEMENT VOLTお勧めです。

▶ELEMENT VOLTスペック
サイズ:L 4.7cm × W7.7cm ×D2.1cm
モニターサイズ:5.6cm
バッテリー:充電式リチウムイオン(最大15時間稼動)
防水性:IPX7
重量:68g
無線通信:Bluetooth/ANT+
付属品:エアロマウント、ステムマウント、USB-Cケーブル、クイックスタートガイド

東京サンエス

世界トップレベルの製品内容を、日本人にあったオリジナルデザインによって提供する東京サンエスさんのオリジナルブランドOne by ESU(ワンバイエス)から、面白い形のハンドルバーが登場。

『Veno リリーフバー』

上から見ると変わった形をしていますが、なぜなんでしょう。

最近ドロップハンドルが遠く感じ、ロードバイクに乗るのが辛い方や、ドロップハンドルからフラットに近いハンドルバーに変更したい方にオススメです!

ドロップハンドルからフラットバーに変更する場合、STIレバーがそのまま使えず、あらたにフラットハンドル用にブレーキレバーやシフトレバーの購入が必要となり、意外に出費がかさむのです。

そこでSTIレバーがそのまま使えるフラット形状のハンドルバーは出来ないか?そんな思いでできたのがこちらのハンドルバーです。

握り方はこんな感じ

使い方は、以前Twitterでお伝えした動画がわかりやすいですね。

ただハンドルバーを曲げてSTIレバーを取り付けできるようにしたわけではなく、いかに握りやすいポジションを出せるかなど、1から設計された優れ物のハンドルバーです。

ドロップハンドルで適正に操作するためのSTIレバーを、フラット形状のハンドルバーで違和感なく操作できるようにするには、本当に大変だったでしょう・・・・

東京サンエスさんは、その他にもこだわりの詰まった商品がたくさん!ツーリングパーツなど、ユーザー目線で作られた商品の取扱いがとても多いので、ぜひWEBページをごらんください。

東京サンエスさんの詳細はこちら

フカヤ

創業110周年!を迎える、老舗自転車パーツ問屋の【フカヤ】さん

ブースで見つけたのは、高性能なGPS機能付きサイクルコンピューターを、ハイコストパフォーマンスで世に出すbryton(ブライトン)。

その中でも一押しはRider750です。

ブライトン[bryton]
Rider750E
詳細はこちら
ブライトン[bryton]
Rider750T ケイデンス・スピード・心拍センサー付
詳細はこちら

オンラインナビゲーションは、ダウンロード可能な オープンストリートマップスを使用して、位置情報と詳細な方向を一目で分かりやすく表示してくれます。ナビゲーション機能を使用しているときは、すべての曲がり角の前に距離と、方向の情報を含む詳細な曲がり角ごとのルート案内が表示されます。ただしナビ機能を使用する時は、スマホとBluetooth接続が必要になりますのでご注意を。

ハイスペックなサイクルコンピューターにGPSマップを機能を搭載したRider750。この機能でこの価格は凄いですね・・・

私の周りでも、愛用者が多いのがうなづけます。

▶Rider750 E/Tスペック
サイズ:L 92.5mm × W49.7mm×D19.7mm
モニター:2.8インチタッチパネル・カラー液晶ディスプレイ
バッテリー:充電式リチウムイオン(最大15時間稼動)
防水性:IPX7
重量:93g
無線通信:Bluetooth/ANT+
付属品:USBケーブル、クイックスタートガイド、バイクマウント、落下防止ストラップ
(TのみANT+/BLEセンサー標準付属:ハートレートモニター、ケイデンスセンサー、スピードセンサー)

フカヤさんの詳細はこちら

OGK KABUT(オージーケーカブト)

【OGK KABUT】

国内ヘルメットメーカーの雄と言えば、OGK KABUTさんですね!

今回ブースには、たくさんのヘルメットが展示され被り比べができるのもサイクルモードならではですね。

まず最初にご紹介いただいたのは、【Canvas-SPORTS】

スポーティーになりすぎず街に溶け込みやすいデザインで、シティーライドなどアーバンスタイルの方にオススメなヘルメット。

全10色展開で、普段の服装にあわせたカラーがきっと見つかると思います。

バイザー付きの【Canvas-URBAN】もスタイリッシュでカッコいいですよ♪

オージーケーカブト[OGK KABUTO]
CANVAS-SPORTS(キャンバス スポーツ)ヘルメット
詳細はこちら
オージーケーカブト[OGK KABUTO]
CANVAS-URBAN(キャンバス アーバン)ヘルメット
詳細はこちら

こちらは、大胆なエアの取り込み口が特徴的なハイスペックモデルの【IZANAGI】。

日本メーカーが、高温多湿な日本の夏を徹底的に研究し考慮した結果、効率の良い空気の取り込み口と空気の流れ道を備えた【IZANAGI】が誕生。

頭部へのフィットはきめ細やかの調整が可能で、締め付けはBOAフィットシステムにより頭部全体を締めこむ形でフィット感は抜群!

個人差の大きい後頭部には2段階の調整可能な新機構ヘッドレストを採用し、頭頂部から後頭部にかけて8段階に調整でき、極上のフィット感が出せる設計になっています。

OGK KABUTさんの詳細はこちら

オージーケーカブト[OGK KABUTO]
IZANAGI(イザナギ)ヘルメット
詳細はこちら

パナソニックサイクルテック

前後にお子様を乗せた送迎用の電動アシスト自転車やE-MTBなど多種多様な自転車をリリースされているパナソニックさんのブースで、今回気になったのがコチラ。

とてもシンプルなクロモリロード。古い自転車ファンならこのカラーリングを見ると「おっ!」と思われるのではないでしょうか⁉︎

昔ながらのホリゾンタルなフレームデザインに細身のクロモリパイプがシンプルながら、どこか存在感を主張してくる感じがたまりません。

パナソニック様にはPanasonic Order Systemの頭文字をとったPOSという、自分だけの自転車を作ることができるシステムがあります。POSには大きく分けて2つ。ケイリン選手をはじめトラック競技用のフレームを1mm刻みのサイズで指定して造ることができる「フレームフルオーダー」と、ステップに沿ってサイズやパーツを選んで自分だけのバイクをオーダーすることができる「カスタムオーダー」です。

カスタムオーダーではフレームサイズがロードの場合だと460mm〜630mmの範囲で、10mm刻みで準備されておりライダーの体格や乗り方にあったサイズの自転車を探し出すことができます。また、フレームカラーやデザイン、組み上げるコンポ、ステムの長さやハンドル幅まで。まさに自分だけの一台を手に入れることができるんです。

しかもPOSでオーダーした自転車はフレームの溶接、塗装、組み立てまで、全て日本国内の自社工房内で行われるメイドインジャパン‼︎

確かにカーボンフレームのバイクは軽くて良いかもしれませんが、自分の体に合わせたバイクとの人馬一体ならぬ人車一体を体感すると、さらに自転車の魅力に引き込まれることでしょう。

パナソニック様のPOSが気になった方は、ぜひこちらのWebサイトもご覧ください。

CAT EYE(キャットアイ)

国内の自転車ライトメーカーと言えばキャットアイと思い浮かべる人は多いのではないでしょうか?

キャットアイさんは、リフレクター(反射板)では世界的に有名なメーカーです。

個人的に、以前から実物を見てみたかったライトを発見!

【VOLT6000(HL-EL6000RC)】

こちらの商品、明るさの最大が6,000ルーメンとモンスター級!!そしてお値段もモンスター級のインパクト(笑)。そのためなかなかお目にかかる事が出来ないこのライトですが、サイクルモードのブースでは展示されていました♪

6,000ルーメンの明るさはなかなか伝わりにくいですが、CAT EYEさんのホームページ内にビームチャートと言うのがあって、各モデルごとの比較であったりハイやローに切り替えた時の配光パターンが分かりやすくまとめられているので、ぜひこちらを参照ください。

こんなに明るいライトはいるの?そんな声が聞こえてきそうですが、普段使いや市街地では必要ないでしょう。しかしながら、耐久のアドベンチャーレースなど夜間にトレイルコースに入ると、星の光すら見えない真っ暗闇が広がります。その中で、自分が走るコース/ラインを見極めるには、この明るさが武器になってきます。

夏になると、夜な夜なMTBでトレイルコースを『肝試しトレイル』と称し遊んでいる私には、とっても魅力的な商品でした♪

▶VOLT6000スペック
サイズ/重量:●ライトユニット 47 x 59 x 52 mm / 118g (ブラケット・ケーブル含む)、●バッテリーユニット 199 x 46 x 68 mm / 550g、●リモコンスイッチ 29 x 36 x 21 mm / 10g、●モニター:2.8インチタッチパネル・カラー液晶ディスプレイ
バッテリー:充電式リチウムイオン14.4V 6800mAh
防水性:IPX4
充電時間:約5時間

 

こちらは新商品の【URBAN2(HL-EL160)】

最近は、充電式のライトが増え貴重となった乾電池式ライト。ツーリング時など、充電式はライトのバッテリーが無くなると、もちろん充電が必要となります。ツーリング先でバッテリーが切れたら、どこで充電ができるのでしょうか?その点、乾電池式だとコンビニなどで単三電池を購入すれば、すぐに走り出す事が可能です♪

メインライトとしてはもちろん、予備のスペアライトとしても重宝しますね。

▶URBAN2スペック
サイズ:89 x 38 x 32mm
モニター:2.8インチタッチパネル・カラー液晶ディスプレイ
バッテリー:単三型乾電池×2
防水性:IPX7
重量:83g

以前のモデルに比べ、電池の交換が簡単になりました!

ライトのお尻のダイヤルをクルクルと回すと・・・電池が装着された中身がスポンと抜けます。あとは電池を交換するだけです。

 

八重洲出版

自転車専門誌と言えば!こちらはサイスポの名称でおなじみの『CYCLE SPORTS』を発刊されている八重洲出版さん。

最新号のサイクルスポーツも、もちろん持ってこられてましたが、今回の会場が大阪ということもあり、関西のヒルクライムスポットを85ヶ所以上掲載した【関西ヒルクライムコースガイド】を携え出展!!

本の中身は、地元サイクルショップスタッフや地元サイクリストが推薦するヒルクライムコースが一冊に詰まった、ヒルクライム好きにはたまらない一冊!!

こちらの本を買って、関西6府県にわたる各ヒルクライムコースを全制覇してみるなんていかがですか?

CYCLE SPORTSさんの詳細はこちら

魅力はまだまだ沢山あります!!

サイクルモードは車体や部品だけではなく、自転車に関わる事はなんでもあるのも楽しいですね。当日は、中国地方の広島県・山口県や沖縄県や鹿児島県など、一度は自転車で旅をしたい場所の観光情報もたくさん取集できました。

 

広大な敷地で開催されたCYCLE MODE RIDE 2021 OSAKA、今回お伝えできたのは残念ながら一部のブースだけ・・・

もっと沢山知りたい!触れてみたい方は、来年のCYCLE MODEに足を運んでみてはいかがでしょうか?来年2022年3月5日~6日に大阪・万博記念公園で、4月3日~4日に東京ビッグサイトで開催予定です。

それでは皆さん、来年のCYCLE MODEでお会いしましょう~✋

TEXT:lamu
PHOTO:turney