バイクパッキング装備でお花見ピクニックライドに行こう!

2019.03.24

桜が咲いたらやることは一つ!花見に行こう!

2018年の春は暖かくなるのが例年より早く、桜もいつもより早く咲きましたね。
寒い時期を早く抜け出せてうれしい人もいれば、予想外の桜の早さに困惑した人も多かったのではないでしょうか。

そんな2018年春、ピクニックライドでお花見ライドをしてきました。

今回のライドは、私と妻、友人夫婦と合計4人でのライド。
それぞれの荷物に調理器具や食材などを詰めて、目的地へと走ります。

私の装備はフレームバッグと、大型のサドルバッグ。
サドルバッグはおなじみのあさひオリジナル大型サドルバッグのSB8。私の定番装備になっています。

あさひ
Laukku-SB8 (ラウック-SB8)-I
詳細はこちら

まずは目的地までサイクリング。

目的地は京都・桂川の河川敷。静かな川沿いで桜がきれいな場所です。
目的地までの距離は自宅から45km。往復90km。普段のライドの半分程度ですが、今回はのんびりライドなので十分な距離です。

淀川河川敷を北上し、枚方を越え、八幡の背割堤へ。

当時、観光誌でも紹介された人気スポットになるので、たいへんな人混みでした。
桜はめちゃくちゃきれいだったんですけどね・・・!

人混みは苦手なのと自転車との相性は非常に悪いので、背割堤を後にしてさらに北上をします。

四季を感じるライドが好きなのは、ああ日本人だなあと実感する瞬間。
特に春の桜、秋の紅葉には心躍るものがあります。

片道45kmほどで目的地に到着。

菜の花の黄色と、桜のピンクのコントラストが美しい!

少し葉桜になってしまったのだけが残念でしたが、見応えのある景色でした。

桜の下でランチタイム

桜を堪能した後はこの日のメインイベント、ランチタイムです。
みんなで持ち寄った材料・道具を使って料理をします。

作った料理は、
海藻サラダ・たらこパスタ・和風パスタ・卵スープ(インスタント)・コーヒー
アヒージョ&バケット・リゾット・ウィンナー
外で作ったとは思えない、豪華なラインナップ。

今回、用具と材料を4人で手分けして持ち寄りました。

ソロでのツーリングだと一人で用具と材料もすべて用意しなければならないため、荷物や作れるものに制約が出ますが、複数人だと手分けできるので一気に幅が広がりますね。

調理中も、一つのバーナーでリゾットとアヒージョを、もう一つのバーナーでパスタとスープとコーヒーを・・・と、火も複数あることで料理に幅を持たせることができました。

もちろん、豪華な中でも限りある資源である水は無駄にはしません。
パスタは3分の1に折って茹でやすくしたり、海藻サラダで使った水はそのままパスタを茹でるのに使用したり、スープにも使用しています。

多少の味の変化については、それも外で作るご飯の醍醐味ということで良しとしましょう!
(さすがにコーヒーの時には新しいお湯を使用しました)



出来上がったご飯は・・・美味い!!!!!!!(野外で食べる料理に語彙力は必要ありません)

屋外で、自分たちで作り、しかもいい景色で、そんな昼食は最高の味。
食事後も会話が弾み、あっという間に時間が経過していきました。

立つ鳥跡は濁さず。

片づけではごみはまとめ、食器類は廃棄できる布巾などでサッとふき取り、全て持ち帰ります。
食べ終わった後に汚したりゴミを残さないのもマナーですね。

片付けも終われば後は家に帰るだけ。
お腹も膨れ、帰りの45kmも楽しく帰ることができ、素晴らしくいい1日になりました。

帰宅して片づけをしていたら、コップの中から桜の花びらが。

春のささやかなお土産ですね。

終わってみて思う感想としては、楽しかったことはもちろんですが、予行練習をしていてよかったと言うこと。
実は今回のピクニックに先だって、予行練習でただ自炊をして帰ってくるだけのライドを一人で行っていました。

器具の使い方や必要な分量・荷物による自転車への負荷や同行するメンバーのペース配分、走行距離など、一度本番を想定してそれに近い装備で実行してみることで、問題点や課題などが見え、本番で残念な失敗をしなくて済みます。
今回はあらかじめそういった計画を立てておけたからこそ、みんなで楽しめたのかなとも思いました。
(もちろん、行き当たりばったりの楽しさが良い時だってあります)

ともあれ、春のピクニックライドは大成功。
季節が変わるたびに、こう言ったライドはどんどんしていきたいですね。

今年、2019年も既に開花宣言が発表されております。

平成最後の春は何が待っているのか。今から楽しみです。

TEXT:yaromai