洛西口店谷口店長がご紹介。話題のE-スポーツバイク(e-bike)を6台イッキ乗りインプレッション!

2019.03.18

E-スポーツバイク(イーバイク)乗り比べの前にEスポーツバイクって何?

こんにちは。

E-スポーツバイク(イーバイク)がいっぱいの洛西口店です。

今回は、「E-スポーツバイク(イーバイク)に興味はあるけど、どのメーカーがいいのか分からない??」

 

いや、そもそもE-スポーツバイク(イーバイク)って何?な方のために、そもそもこんな乗り物、と乗り比べインプレッションをお届けしたいと思います。

 

 

E-スポーツバイク(イーバイク)って何?

街中でいわゆるママチャリタイプの電動アシスト自転車を見る機会は多いと思います。

すごく簡単にご説明すると、電動アシスト自転車のバッテリーとユニットを、クロスバイクやマウンテンバイクなどのスポーツバイクに搭載したのが「Eスポーツバイク」なのです。

もちろん電動アシスト自転車のバッテリーとユニットを、そのまま搭載したわけではなく、快適にスポーツ走行ができるように最適化させているのです。

ママチャリ型は実用性を重視し、坂道や重い荷物があっても疲れにくいことが重要。対して、E-スポーツバイクは疲れにくいことはもちろん、ペダルの効率を追求し、ダイレクトに推進力に繋がる仕様になっているのです。

他にも、バッテリーの容量などもスポーツ走行用に大型にしているので、E-スポーツバイクの中には1回の充電で100km以上の距離を走ることができるモデルもあるのです。

 

ただ、根本的な話、日本国内では「道路交通法」で電動アシスト自転車のアシスト比率は人が漕ぐ力“1”に対してモーターユニットのアシスト力が最大“2”まででないと自転車としては認められません。また時速24キロ以上ではアシスト力は“0”にならなくてはいけないのは、E-スポーツバイクも街中を走る電動アシスト自転車も同じです。

E-スポーツバイクは、その原則は同じながらも、各メーカー、モーターユニットの出力の味付けを変えて特徴を出しているのです。

乗り比べるE-スポーツバイクはこの6車種

E-スポーツバイクについては何となくわかったけど、様々なメーカーから価格もスタイルも違って、スペックを見ても何が違うのか良くわからない・・・というのが本音だと思います。

 

なので、各メーカー乗り比べて、乗り心地、操作性、アシスト力、電池消費量を比べてみました。

 

インプレに使う車体は~?

メーカー名 車種名 統一基準換算(25V換算) ユニットメーカー
メリダ E-BIG SEVEN  20AH シマノ製ユニット
パナソニック XM-1 11.4AH  パナソニック製ユニット
パナソニック XM-2 17AH パナソニック製ユニット
ヤマハ YPJ-XC 19AH ヤマハ製ユニット
ベネリ TAGETE27.5 15.7AH バーファン製ユニット
(ベネリユニット)
コラテック X-VERT 12AH ボッシュ製ユニット

※メリダ、コラテックのネット通販での取り扱いはございません。

以上の6台!!!

電池を満タンにしてさあ出発!!

京都洛西口店を出て、緩やかに登って市街地を抜けると竹林です!

 

嵐山とはまた違った落ち着いた雰囲気で自転車には最高!!

これぞ京都!といったロケーション。

 

しばらく進み、広い河川敷に出たところで、平地でのEスポーツバイク試乗&MTB講習のスタート!!

気持ちのいい天気の下でE-スポーツバイクのパワーに驚きつつ、基礎講習です。

 

何といってもこの後トレイルに入りますから、基本は大事ですよね。

しかも!

E-スポーツバイクって平地の印象と山で乗る印象ががらりと変わります。

この辺りも感じてもらえたらうれしいな~。

一同キョウガク!6㎞の登りも笑顔がこぼれる!?

お昼休憩をはさみ、いざ山へ!!

あの山登るよ~とアナウンスすると、

「え~!マジですか!」と、一同驚愕の6㎞の登り。

斜度15%が延々と続きますが、この笑顔。

登り感が全然伝わらない1枚になりました。

新感覚に一同驚愕しながらも、

 

「登りがこんなに楽しいなんて~!」

名言頂きました。  

大事なのでもう一度言いますよ。

 

「登りが・こんなに・楽しいなんて。」

 

山頂についてもまだまだ余裕です。

山頂でコーヒータイムを楽しんだら、いざトレイルへ!!

 

トレイルに入ると、各メーカーの個性が浮き彫りに。

乗り方にもコツがわかってきます。

 

パワーモードを多用すると、後輪が滑る!!

反対に、後輪が滑らないように後ろ荷重にすると、

前輪が浮くー!!

 

でも、あれやこれやと乗りこなそうと、もがくのが楽しい!

こんな難所は慎重にクリア。

 

意外と走破性もあるE-スポーツバイク。

本格的に山を走ってみたい方にもバッチリOKです。

 

こんな楽しいE-スポーツバイクですが、実は欠点もあります。

それは、電池を積んでいるので車体重量が約20kgあるということ。

さすがに山道を押して登るシチュエーションでは辛いです。

乗ってしまえば、楽ちんなんですけどね。

 

そんなこんなで5時間ほど走り回って、スタートした洛西口店へ帰着!

気になる各メーカーのバッテリー消費量は?

 

メーカー名 車種名 残量 コメント
メリダ E-BIG SEVEN 70% 加速感、アシスト力、軽さ、燃費どれをとっても優等生な感じです。メリダの軽量アルミフレーム(BESVのカーボンモデルより軽い)トレイルでの取り回しは最強でした。普通のMTBとしても違和感なし!
パナソニック XM-1
XM-2
30% ちょっと消費量多めです。
印象としては、アシストのオン・オフを極端に感じるので、ハイモードにしないと他社についていけなかった感じです。
その結果、電池消費量も多くなったと思われます。
車重も24㎏でヘビー級です。
ヤマハ YPJ-XC 60% (エクストラパワー)モードでパワフルかつ細やかなアシストが超楽しい。
コンディションが悪い条件ほど楽しくなるのは間違いなし。モーター音の大きさは好き嫌いが出そうです。
ベネリ TAGETE27.5 60% 大陸的なモーターサイクル感の強いユニットで、市街地では最強。強力なアシスト感は病みつきになります。
トレイルではもう少し細かなアシストがあればいいなとは思います。ハンドルバーもMTBとして遊ぶならもっとワイドが理想かな?
コラテック X-VERT 80% 超優秀!
パワフル感もあってよくできたユニットです。さすが欧州シェアNo.1!日本語表記のインジケーターや最適なギアを教えてくれたりと、乗り手に親切なユニットでもあります。ドイツ製パーツで固めたコラテックもカッコいい!

※メリダ、コラテックのネット通販での取り扱いはございません。
※各車体に乗った各ライダーの感想です。レベルや走り方、ギア、アシストモードでも走行距離やインプレッションは変化しますので参考程度にお考えください。

まとめ

色々書き、興味を持たれた方もいらっしゃるかもしれません。

 

でも、それでいきなり20万円以上する自転車を買うのは気が引ける・・・その通りだと思います。

 

最終的には自分でも「乗ってみなきゃわからない!」だと思います。

 

E-スポーツバイクの品揃え日本最大級の洛西口店なら、

各メーカーを乗り比べることができます。

ちょっと乗ってみたくなった、あなた!

ぜひ気軽にお立ち寄りください。

 

洛西口店でお待ちしております!

パナソニック
2018 XM1 「BE-EXM240」 27.5インチ 外装10段変速 電動自転車 マウンテンバイク
詳細はこちら
パナソニック
2018 XM2 「BE-EWM40」 27.5インチ 20段変速 電動自転車 マウンテンバイク
詳細はこちら
ヤマハ
2018 YPJ-XC 27.5インチ(650B) 油圧ディスクブレーキ 電動自転車 マウンテンバイク
詳細はこちら
ベネリ
2018 TAGETE27.5 (タジェーテ) 27.5インチ(650B) 電動自転車 油圧ディスクブレーキ マウンテンバイク
詳細はこちら