軽さは正義!軽量で機動性に優れたアウトランクの電動自転車乗車レポート

2019.09.06

アウトランクeってどんな自転車?

あさひからアウトドアユースに最適なアウトランクの電動版として、アウトランクeが発売になりました。

 

アウトランクeは、トランスモバイリーの兄弟車とも言える存在です。
トランスモバイリーが折りたたみ自転車なのに対して、アウトランクeはトランスモバイリーのフレーム折りたたみ部分をなくし、パッと持ち運びがしやすいように取っ手を付けています。
車への乗せ降ろしの際などは本当に実用的な機能です。

それ以外にも、標準のバッテリー容量を2.8Ahから4.0Ahに大型化させ、走行距離をアップさせています。

あさひ[ASAHI]
アウトランク e -K 電動自転車
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トランスモバイリー[TRANSMOBILLY]
2018 TRANS MOBILLY (トランスモバイリー) 電動アシスト 「AL-FDB140」 折りたたみ自転車
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早速試乗してみると、マイルドだけど充分なアシスト感と静粛性で、電動自転車っぽくない自然なアシストフィーリングを感じました。

それもそのはずで、通常の電動アシスト自転車が踏む力1に対して、最大2の力でアシストするのに対して、この車種は1:1となっているのです。
節電し、バッテリーをもたせる工夫でもあるのですが、だからといって「きつい!」とならないのがこの自転車のすごい所。

街中の5%程度の坂であればスイスイ進んでいけます。

 

秘密はその車体重量にあって、電動自転車ながら約13kgという車体重量がそうさせているのです。
さらに恩恵があって、1充電で約24km走行可能ですが、アシストの必要のない平地ではスイッチを切っても、乗っていて「重い!」という感じはなく、ON、OFF切り替えて走ればより長く走ることが可能です。

正に軽さは正義ですね。

アウトランクeの詳細スペックいろいろ

■ギヤ比

ギア比はフロントが42T、リヤが11Tとなっています。

よって、GD値(ペダル一回転で進む距離)は約4.3mとなります。
シティサイクルのGD値が約6.5m位、折りたたみや小径車でも6m位のモデルもある中、少し軽めの設定です。

 

■サイズ(実測値)

ホイールベース:約88cm
全長:約120cm
サドル最高地上高:約86cm

ハンドル折りたたみ時
120(横)×61(高さ)×44cm(奥行)

 

■バッテリー本体

LEDライト機能を搭載
※このライトは補助ライトとなりますので前照灯は別でご購入下さい。

 

わずか1秒で脱着可能な小型バッテリー。
磁石で取り付けした後、ストッパーで留めます。

バッテリーは4.0Ahのもので約3時間、2.8Ahで約2時間で充電が可能です。
専用充電器が付属します。

走行距離は4.0Ahで約24km、2.8Ahで約12kmの走行が可能です。

それぞれ互換性があるため、使用状況によっては買い足すというのも手ですね。
ただし、結構強力な磁石を使っているので、バッグにノートパソコンなどの電化製品を持ち歩いたりする方はご注意ください。

単体ではモバイルバッテリーとしても使用可能ですが、自転車に取り付けした状態では構造上、給電できないようになっています。
(開口部がストッパーで塞がれます)

 

きつい坂はどうなの?清滝峠含むライドでテスト

バッテリー容量とアシスト力が気になり、本社(大阪市都島区)から奈良(生駒)まで、峠含む約25kmの道を走行してみました。
奈良までの峠は、暗峠や十三峠などがありますが、今回は比較的な楽な清滝峠を通るルートです。
満充電での目安の走行距離が24kmなので、奈良(生駒)まで走れば丁度バッテリーがなくなる想定です。

なお、私の脚力は、清滝峠をロードバイクで登った場合、速くても12分後半位なので、脚力としてはそんなに強くない方かと思います。(ローカルな情報ですみません)

 

実際登ってみて、シングルギアながら車体重量が軽いのもあり、平均斜度約7%の清滝峠の登りも余裕でした。
アシスト比率が1:1でも、ロードバイクで登るよりも楽でした。


残量のインジケーターはバッテリー側に付いています。(3目盛り)
仕様上、登りなどを力強く登ってしまうと、一気に3⇒1に残量が減り不安になりますが、時間と共に戻ります。

結果的には、峠含めた登りを走ってもカタログ値の24km以上走れたので、スペック以上のバッテリーであることはわかりました。
(漕ぐ力や斜度、外気温により異なりますが、1目盛り残っていたので、あと5km位は乗れたのではないでしょうか。)

しかし、峠の登りをガシガシという使い方には当然向いておらず、あくまで街乗りメインで、細かいアップダウンを越えるという使い方が理想です。

まとめ

この自転車のすごい所はやはり、車体重量が電動自転車なのに軽い点。
他社製の非電動折りたたみ自転車でもこれよりも重い自転車はたくさんありますからね。

 

この軽さのおかげで、電源を切った状態で乗っても快適です。
少し距離を乗る際は、適宜電源のON、OFFをしてバッテリーを持たせる乗り方をしてもストレスが少ないですね。

・歳を重ね、観光地などでのポタリングがきつくなってきた・・・
・ポタリング時、パートナーとの体力差があって、一緒に走ってもおもしろくない・・・
・機構が単純で、持ち運びが楽な折りたたみ自転車が欲しい!

そんな方に、特におすすめしたい自転車です。

 

TEXT:toby