スペースに余裕のないフレームでも、このボトルなら取出しやすい!スタッフイチオシのボトル

2020.03.28

ボトルを取り付けたい…けれど、フレームにスペースが足りない

旅でもトレーニングでもサイクリングでも水分補給は必須です。
よって自転車で距離を乗るときに必須ともいえるアイテムの一つ、ボトル。
そんなボトルですが、こんな悩みはないでしょうか。

”小柄でフレームサイズが小さいから、フレームにつかえて取り出しにくい”
”フレームバッグを取り付けると、バッグに当たって取り出しにくい”

私も後者の悩みがありました。なのでオーダーメイドのフレームを作るときには、
フレームバッグの使用を想定してボトルケージの取付位置を下げるよう依頼しました。
しかしそれでも取り出しにくいことには変わりない。

そんな時に、こちらの商品に出会いました。

グイー[guee]
ケージフリーボトルセット
詳細はこちら

外す時はひねって取り出すだけ!

このボトルはいわゆる「マグネット固定タイプのボトル」です。
これまでにも他メーカーからマグネットで固定するボトルはありましたが、特徴的なのはその着脱方法。

 

通常のマグネットタイプはケージに対して正面から着脱をするのですが、こちらのボトルは台座に対してひねって取り出すツイストリリースを採用。
時計回りにひねるだけで簡単にボトルの取り外しができます。
上方向や手前に引く必要がないので、フレームの隙間があまりない場合でも容易に着脱ができるんです。

思わず「おおぉ~!これはいいぞぉ^o^」とにやけてしまいました。
これがあれば今まで難儀していたスペースの足りないフレームでのボトルの抜き差しも、簡単になりますね。

ボトルを戻す際もマグネット方式でラクに確実に!

ボトルを台座に戻す時は、これはマグネット式の特徴なのですが台座近くまでボトルをもっていくだけ。
あとは磁石の力で「スチャッ!」と収まってくれます。これはマグネット式ボトル全般に言える戻す時のラクさですね。

ちなみに、取り外す時は「ひねらないと取り外せない」構造ですが、
台座に戻す時は「上からでもOK」なのはボトル側の台座を見れば納得。
接合部が少しテーパー状になっていて嵌まる時だけ正面からでもOKな構造です。

 

その他特徴

他のマグネット式と異なる点がもう一つ。ボトルを保持するアームがないこと。

アームがなくて安定性や固定力は大丈夫なの?と思うかもしれませんが、磁石も強力なネオジム磁石を採用しており固定力も抜群。
私も先日の2泊3日ツーリングでフレームバッグとともに使用しましたが、固定力は高くがたがた道でも不安はありませんでした。

逆にこれによる思わぬ利点もありました。それは輪行時にボトルケージが邪魔にならないこと。
輪行時にホイールをフレームに固定する際に、ボトルケージが割とベルト固定時の邪魔になります。
これが台座だけだと、ノーストレスでスルッと通ります。思わぬ利点でした。

飲み口についてはビッグマウスキャップを採用しているため、栓の開け閉めはしやすくかつ飲みやすくなっています。
ただ個人的には、最近主流の弁付きのタイプ(例:キャメルバックのポディウムなど)がよかった…。
栓を開けている状態で逆さにすると、普通に中身は出てきますのでご注意を。
あとは個人的にここの栓の色はブラックやグレーなどで、どんな自転車にも合わせられる色であった欲しかったのは個人的な感想です。

 

飲む際のボトルの握りやすさは、マグネット台座がある分全体の握り心地は固めです。これは仕方がない。
ただ、基本的に取り外す際は正面から握るのですが、その時に握りやすい形状になっており、
そのままの状態で飲めば中身を出しやすい、力の入りやすい状態になっています。

他にはこんなユーザーにもおすすめ!

フレームのスペースで困っている人以外にも他にはこんなユーザーにもおすすめ!というのは例えばレースと日常ライドにおいて都度ボトルケージを着脱するユーザー
私も今シーズンからシクロクロスに挑戦していますが、普段のトレーニングやグラベルライドにはボトルは必要だからボトルケージを取付けするけれど、
本番レースの際には邪魔になるのでボトルケージを取外さなければいけない…でも毎回ボトルケージごとの着脱は面倒…。
そんな場合にも、このボトルセットなら台座はほぼ平面であるためボトルを外すだけで大丈夫。面倒さがありません。
他のマグネット式ボトルはどうしてもケージ台座が大きく残りますので、本当に「台座だけ」のこちらは便利です。

来期からはこちらの自転車での主役になりそうです。

その他にも…
■ハンドルバーにボトルケージを取り付ける人:上から差し込まなくても正面からスチャッと戻せるので、戻す際にハンドルがふらつきにくい!
■トライアストンなどでサドル後ろに取り付ける人:磁石でくっつくので、振り返らずに簡単にスチャッと戻せます!(右回し固定なので、ボトル1本差しの場合のみ)
■輪行を多用する人:先述しましたが輪行時にボトルを外すと台座だけになるので、ホイール固定用のベルトを通しやすい!

他とは違うマグネット固定の良さを活かしたボトル&ボトルケージ。
スタッフYaromaiの今期一押しアイテムです。

TEXT:yaromai

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