自転車のベルは、音も佇まいも大事

2020.07.02

自転車のベルは、音も佇まいも大事

長期予報によると、今年の夏は暑くなるそうです。
街でも、風鈴の音を聞くようになりました。

風鈴の音色に、鋳物製のちりーーーんと響く音や、ガラスや陶器製のカンコンコンと乾いた音が鳴るものがあるように、
自転車のベルも、素材や構造によって様々な音色が出ます。

皆さんのベルはどんな音が鳴りますか?ちょっと、鳴らしてみましょう。
…て、壊れてる!?という方はいませんか。

ベルは普段あまり使わない部品ですが、大切な安全部品のひとつ。
道路交通法でも、取り付け必須であることも、その使い方も規定されています。

まずはきちんと音が鳴るベルを取り付けましょう。
音がきちんと響かない場合、ベルの性能基準の音量(約75デシベル)が出ていない可能性がありますので、ぜひ新しいものを。

使い方はというと、簡単にいうと「車のクラクションと同じ」です。
車のクラクションは、「警笛鳴らせ」の標識があるところなど、法令で定められた場所では、鳴らさなくてはなりません。
また、それ以外の場所でむやみに鳴らしてはいけないと定められています。

ベルをリンリン鳴らしながら、歩行者の間を縫って走る…という残念ながら自転車「あるある」の光景は、
マナーの問題だけでなく、道路交通法におけるベルの使い方からも、歩行者優先の原則からも外れてしまいます。
さらに2020年6月30日に施行された改正道路交通法では、自転車による“あおり運転”が「妨害運転罪」として
明確に規定されました。具体的な妨害運転の例として「ベルをしつこく鳴らす」という行為も含まれています。
普段車を運転しない方、お子さまや高齢の方は、は交通法規を意識する機会が少ないと思いますので、ぜひ身近な方からも優しく教えてあげてください。

音を楽しむわけにはいかない以上、見た目にこだわって選ぶのもありです。
それでは、音色別に、見た目もスマートなベルをご紹介します。

【単打ベル】レバーを指ではじいて鳴らすタイプです。音は「チーン」。
スポーツサイクル用のベルも、このタイプが多いです。ハンドル周りをすっきりさせるならこちら。

ジーピー[GP]
スリムスポーツベル ハンドルバー取付タイプ
詳細はこちら

ドロップハンドルの下ハンはあまり使わないという方に。

ギアループ[gearoop]
CCB-RBK クリップベル クランプ式小型ベル アウターワイヤー、レバーフード等への取付に最適
詳細はこちら

ハンドル上面はライトやサイクルコンピューターでスペースがないという方に。

ビバ[VIVA]
アヘッド用-アルミ-サウンドベル オーバーサイズ
詳細はこちら

【引きベル】音は、自転車ならでは「チリリンチリリン」です。
このベル、蓋を外して中を見てみると、歯車がたくさんあり、結構凝ったつくりをしています。
構造上、サイズが大きくなりがちなので、このタイプのスポーツサイクル用はあまり見かけません。

鉄製で丈夫さもあるため「ベルがすぐ壊れる」という方はご一考ください。

アサヒサイクル[ASAHICYCLE]
鉄ベル TB-S10
詳細はこちら

お子さまに人気。

あさひ[ASAHI]
マリオカートベル 対応ハンドル径:22-25.4mm
詳細はこちら

【真鍮素材】余韻たっぷりな音色が特徴。音は「りーーーぃn」でしょうか。文字で表すのはむずかしいですね。

スポーツサイクルで便利なのが、キャットアイのこちらの商品。
固定方法が同メーカーのライトと同じため、1つの固定バンドでライトとベル、2つとも取り付けできます。

キャットアイ[CATEYE]
OH-2400 ベル 真鍮ベル
詳細はこちら

一気にレトロな雰囲気になります。

オーギ[OHGI]
ひびきベル「OH-2300」(真鍮)
詳細はこちら

ぜひお気に入りのベルを探してみて下さいね。

ベル一覧

TEXT:sen

カメラ好きにおすすめ!Laukku-FB(ラウック FB) ウォータープルーフフロントバック

こんにちは。kemumakiです。

デジタル一眼レフカメラを持ち運べるバッグをご紹介!と思っていたのですが、最近自転車に乗る時は、コンデジばっかり・・・

最近のコンデジやミラーレスの性能が上がって、僕の腕では一眼レフより機動性を重視したカメラを使う機会が増えちゃいました。
コンパクトになると、メリットとして収納しやすい事も大きなメリットですよね。

自転車に乗る時、できるだけ身軽でいたい!でも手ぶらは困る。
これからの時期は汗もかくし、バッグを背負うのもなぁ…なんて
そんな思いを叶えてくれる、ハンドルにつけるタイプのバッグです。

あさひ[ASAHI]
Laukku-FB(ラウック FB) ウォータープルーフフロントバック 防水仕様 スマートフォン対応 容量:5L
詳細はこちら

べりっとめくって開く大きな口で、荷物の出し入れしやすいのが重宝します。

こちらのバッグは他にも、たくさんの嬉しい機能が!

バッグ上部の透明な部分。なぜ透明なのか?
実は!取り出すことなく、スマホの操作ができる優れもの。マップの確認にも便利です。
(走行中は操作しちゃダメですよー)

一度ハンドルにブラケット(台座)を固定してしまえば、簡単に着脱できちゃうバッグ。
その上、カチッカチッとベルトを取りつければ、肩がけバッグとしてお使い頂けます。

そして外せるインナーポケットには、電子マネーや小銭なんかを入れておくと便利。

更に、なんといってもコレ。
ウォータープルーフ仕様になっていて、不意な雨でも安心感が違います。

サイズ感もほどよく使いやすいと、人気があるのもうなずけます♪

ちょい乗りでも、通勤でも、ツーリングでも。
これがあれば〝自転車ライフ〟がもっと快適に。

ぜひ、あなたなりの使い方を見つけてみてくださいね。

ところで…
自転車好きのお客様で、カメラを持ってお出かけされる方が多いようですね♪

中にはLaukku-FB(ラウック FB)にカメラを入れて、お使いの方もいらっしゃるのかもしれません。

普段、バッグにカメラをポンっと入れてしまってる皆さーん。
ドキッ!とした方もおられるのでは?

一般的にカメラや記録メディアは精密機器なので、振動が少ない方が良いと言われています。
以前、一眼レフをよく使っていた時は、後ろキャリアにバッグをつけて走りまわっていました。
キャリアにしっかり固定出来るのですが、意外に走行中の微振動や、段差の衝撃を受けてしまうんですよね・・・

フロントバックは後ろキャリアに比べて固定力は弱いのですが、適度に振動をにがしてくれますよ♪

TEXT:kemumaki