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メニュークリックで該当箇所までスクロールできます今シーズン初めての公道レース。川勝選手からのレースレポート!
10月3日、4日に大分で行われた「JBCFおおいたいこいの道クリテリウム/サイクルロードレース」にあさひ公式レーシングチーム「MiNERVA-asahi」の川勝選手(E2)、鉄山選手(E3)永友選手(E3)堀井選手(E3)が参戦しました。
直近のレースでなかなか思い通りにレース展開を持って行けず3位入賞と悔しい結果が続いている川勝選手と、まだJBCFのレースで入賞実績がないE3の選手達が表彰台を目指して走りました。
今回のレースは新型コロナ流行後はじめての公道レースとなり、海外チームの招聘をなくし、感染対策をより徹底し自治体と主催団体が努力を重ねてなんとか実現しました。
1日目がクリテリウム、2日目がE2、E3合同のロードレースとなります。
沿道の人達が見守る中、選手たちは歓声を浴びることができるのでしょうか。1日目のクリテリウムの様子をご紹介します。
ずばり、狙うは独走優勝。
こんにちは!橿原葛本店の川勝です。
これまでに走った西日本ロード、広島森林公園ロードでの反省を踏まえて、今回のレースではゴール前のスプリントを完全に選択肢から外して臨みます。狙うは独走優勝。
※おおいたいこいの道クリテリウム テクニカルガイド参照
コースレイアウトは180°ターンが1回あるものの、道幅は広く舗装も良好で前で走ればインターバルはさほどキツくない印象です。ヘアピンカーブではプロのレースでも落車が起きていたので、要注意が必要だと思いました。
今季初めての公道レースというのもあって、テンションも自然と上がります。
ちなみに今回は少しでも空力を良くするため、前輪だけリムハイト55mmをチョイスして挑みます。
~ひとことメモ~ リムの高さで何が変わるの? |
リアルスタート直後、最初のヘアピンカーブでいきなり最後尾に。そもそも24人しかエントリーしてないので、油断すると一瞬で後ろに行ってしまいます。
スタート地点手前のホームストレートで一気に先頭まで上がりとりあえず一安心します。何回か他の選手によるアタックと吸収を繰り返すが決定的な動きにはならず。自分はとにかく頭を低く、先頭に出ても踏まないように心がけて、脚を使って前を追うことがないように意識して走りました。
集団に動きが出た13週目。川勝選手が飛び出す
集団はひとまとまりのまま、13周目に突入。自分が2番手でヘアピンをクリアした直後、後ろにダメージを負わせようと軽くもがき、バックストレートでそれなりに踏むと、後ろとやや差が開きました。想定よりも少し早いですが、集団からの逃げを開始します。
ホームストレートは下り基調ですが、やや向かい風。エアロポジションで姿勢を低くして、スピードを維持するイメージで走り続けます。
周回を重ねるごとにタイム差は開いていき、最大17秒差。先導するバイクが都度後ろとのタイム差を教えてくれるのがとてもありがたかったです。
ペダルを止める時間がほとんどないので、心拍は常に上がりっぱなしでした。正直キツい。それでもチームメイト、練習仲間、通りがかりの小学生からの応援を力に変えてなんとかスピードをキープします。沿道からの声援を浴びることができるのが公道クリテリウム最大の魅力。
じわじわと迫る追走に逃げ切れるか
残り3周。後ろも追走グループが形成されており、じわじわタイム差が縮まります。
ラスト1周の鐘が鳴り、後ろを振り返って追走が来ていないことが確認できました。
バックストレートでもう一度踏み直し、最終コーナーを回り、残り300m。勝利を確信。機材ピットで待機してくれていたチームメイトにガッツポーズ。
両手を広げてゴールラインへ!
今シーズン、なかなか勝てずに苦しい思いをしていたけれど、ようやく1勝。そしてようやくE1昇格。
これまで自分を支えてくださった全ての方々に感謝です。
No Attack No Chance!!
レポート:橿原葛本店 川勝
その他リザルト
10/3 JBCFおおいたいこいの道クリテリウムE2
1位 川勝選手(E2)
※本大会での優勝により、E1昇格が決定。
10/3 JBCFおおいたいこいの道クリテリウムE3
3位 鉄山選手(E3)
7位 永友選手(E3)
24位 堀井選手(E3)
3位 鉄山選手コメント 地元九州のレース、そして広島での不甲斐ない走りのリベンジを果たせました。 |